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モラタ、苦渋の決断を明かす「ジダンに『残ってくれ』と言われていたけど...」

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FWアルバロ・モラタがスペインメディアのインタビューに応じる

 チェルシーFWアルバロ・モラタが、今夏下した苦渋の決断について語っている。

 この夏、カンテラ(下部組織)時代から過ごしたレアル・マドリーを退団してチェルシーに移籍したモラタ。チェルシーは8000万ユーロ(約104億円)にボーナス500万ユーロ(約6億円)を加える移籍金でマドリーと合意に至った。

 モラタは昨季2度目となったマドリーでの挑戦で、FWカリム・ベンゼマの控えながら公式戦20得点をマークした。少ない出場機会で先発を確保していたベンゼマ(19得点)以上の決定力を示したのである。

 スペイン『マルカ』のインタビューに応じたモラタは、今回の移籍を次のように振り返っている。

「レアル・マドリーは常に僕を素晴らしい選手として、ありのままの青年として扱ってくれた。だから僕はすごく恩を感じている。彼らにはリーガエスパニョーラ、コパ・デル・レイで優勝してほしい。ただ、チャンピオンズリーグは除くけれどね(笑)」

「僕はレアル・マドリーのファンの一人だ。僕はマドリッドで幸せだった。それはこれまでも言ってきたことだ。いつもレアル・マドリーにいることを望んでいた。いろいろ言われているけど、それは僕の考えていることとは違うよ」

 マドリーを率いるジネディーヌ・ジダン監督からは、残留を望まれていたようだ。

「ジダンには感謝し続ける。僕にマドリーでプレーするチャンスを与えてくれた。そして僕はチャンピオンズリーグのタイトルを獲得できた。彼は『君のことは理解している。コンスタントな出場機会が欲しければ、移籍を選ぶのは当然だ』と言ってくれた」

「それから、ジダンは『君が望むなら、残留してほしい。ただ、攻撃に関しては多くの選択肢がある』と言ったんだ。僕は移籍を決断した。ワールドカップのことも考えた。スペイン代表で重要な存在になりたかったからね。マドリーでは得られなかった、継続性を確保したいと思ったんだ」

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