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“時間稼ぎ”に激怒して退席処分、コンテ「間違ったことをした」

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退席処分を命じられたコンテ監督

[11.29 プレミアリーグ第14節 チェルシー1-0スウォンジー]

 プレミアリーグ第14節が29日に行われ、チェルシーはホームでスウォンジーに1-0で勝利した。前半43分に退席処分を受けたアントニオ・コンテ監督は試合後の会見で謝罪している。クラブ公式サイトが伝えた。

 後半10分にDFアントニオ・リュディガーが頭で決めたプレミア初ゴールが決勝点となり、勝利を飾ったチェルシー。しかしその場に指揮官の姿はなかった。スウォンジーの時間稼ぎに苛立ちを隠せず、第4審判への度重なる異議を繰り返した末、前半のうちに退席処分となっていたからだ。

 試合後にコンテは「試合中に起こったことに関して謝罪したい。それが正しいことだと思う」と口を開いた。

「前半、私の目にはスウォンジーが時間稼ぎをしているように見えた。この事に関して何度か第4審判に話した。それでも何も変化していないと思い、イライラしてしまったんだ。それを再び伝えようとしたら、主審から退席を命じられてしまった。繰り返し言うけれど、これは私が苛立ってしまった結果、起きたこと。間違ったことをした」

 退席処分後にはロッカールームのテレビ越しに試合を見守っていたという。「ロッカールームでも苦しんだよ。画面を通して試合を観ていたけれど、選手達とコミュニケーションをとれないことはとても奇妙で辛いものだったね」と苦々しい表情を浮かべた。

 とはいえチームはリュディガーのプレミアリーグ初弾を守りきっての勝利。指揮官不在で勝ちきったチームについて、コンテ監督は「今日、我々は多くのチャンスを作ったね。相手に決定機をつくらせず、クリーンシートを達成した」と労った。


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