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レスター指揮官、ビッグクラブの補強策に苦言「若手選手を育てる必要がある」

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クロード・ピュエル監督がビッグクラブの補強策に苦言

 今冬の移籍市場で、サウサンプトンDFフィルヒル・ファン・ダイクリバプールに新天地を求めることになった。契約解除金は7500万ポンド(約112億円)と報じられており、この移籍金はDFとして史上最高額となる。

 レスター・シティの現指揮官クロード・ピュエルにとって、ファン・ダイクはサウサンプトン時代の教え子となる。ピュエル監督はリバプール戦を前に、ファン・ダイクのビッグディールについて次のような見解を示した。

「イングランドのクラブは若手選手をしっかり育てる必要があると思う。だが、実際は即戦力の選手に対して高額の資金を投じる傾向があるね」

「巨額の移籍金で選手を獲得するのは、パリSGのような限られたクラブがやるような強化方針だろう。このような資金を投じて選手を獲得することは私の哲学ではない」

 そして、「私は自分のチームで選手を育て、成長させることが重要だと認識している」と発言。即戦力を連れてくるよりも、現有戦力を育てることが自身のスタイルだと強調した。

 レスターは30日にプレミアリーグ第21節でリバプールと激突する。果たしてピュエル率いるレスターは、大型補強を敢行しているリバプールから勝ち点をもぎ取れるのか。ピュエル監督の采配、そして日本代表FW岡崎慎司の奮闘に注目が集まる。

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