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レンタル移籍中のハメス、レアルとの別れを振り返る「サポーターとは深い絆で結ばれていた」

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古巣でのエピソードを語ったMFハメス・ロドリゲス

 バイエルンにレンタル移籍中のコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは、レアル・マドリーを去ることはとても辛い出来事だったと明かした。『エル・チリングイート』が報じている。

 ハメスは2014年にレアルに加入し、背番号10を与えられるなど大きな期待を寄せられていた。移籍1年目はリーグ戦29試合で13ゴールと期待通りの活躍を見せたが、ジネディーヌ・ジダン監督就任後は徐々に出場機会が減少。2017年7月には、バイエルンへ2年間のレンタル移籍が発表され、今季は20試合で3ゴール5アシストを記録している。

 好調をキープするハメスは現在、バイエルンでのプレーに集中しているようだ。

「マドリーが僕のことを恋しく思ってくれているかはわからないが、いつも貪欲に全力でプレーしていたよ。調子さえよければ、僕が違いを作れる選手だということは誰の目にも明らかだったはずさ。周囲の人達は本当によくサポートをしてくれた。母や前妻には特に感謝しているよ。今は、バイエルンのことしか考えていない。将来のことは誰にもわからないからね。今はバイエルンの選手で、ここに残るも去るも自分次第さ」

 さらに、レアルを去ることになった日の娘とのエピソードを明かした。

「マドリーでの最後の試合はみんなへの感謝を伝えるためにプレーしていたよ。それはとても辛いことだった。そして、家に帰り、4歳の娘に引っ越ししなければならないことを伝えたら、号泣してしまった。それは本当に辛くて、心がとても痛かった」

 最後に、当時のチームメイト、サポーターとの関係性について語った。

「僕はいつも更衣室に入るときはチームメイトと笑い合っていて、僕は彼らのことが大好きだったし、彼らもそうだと思う。そして、レアルサポーターとは深い絆で結ばれていたんだ。本当にサポーターのことを愛していたし、サポーターも僕のことを愛してくれていた。いつも、『ハメス、行かないでくれ』と言ってくれていたよ。彼らの勝利への貪欲さがとても好きだった」

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