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誤審も追い風に3連勝のミラン、ガットゥーゾが明かす控え組のストレス解消法とは…

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ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が秘密を明かす

 ミランジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は、29日のセリエA第22節ラツィオ戦(2-1)終了後、記者会見において、FWパトリック・クトローネの先制点がハンドであったことを認めた。

 ミランは指揮官ガットゥーゾの下、3位ラツィオに勝利し、今シーズン初となる3連勝を飾った。UEFAチャンピオンズリーグ出場圏内となる4位インテルに対し、直近の7試合において8ポイントも縮める猛追を見せており、あと10ポイント差に迫っている。シーズン序盤のスランプから一転、絶好調のミランは運をも味方につけたようだ。

 ラツィオ戦では15分、MFハカン・チャルハノールのフリーキックからクトローネが貴重な先制点を挙げた。主審はVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を使用することなく、20歳FWの得点を認めたが、のちに映像により右上腕部に当たっていたことが判明した。ガットゥーゾも主審のミスを認めている。

「私はクトローネのゴールは頭だったと思っていた。リプレイを見て誤審だったことに気づいた。だがたった1つのエピソードについてとやかく言うのは限定的な話だ。結果には喜んでいるが、まだ改善点があることを自覚している」

 また選手たちに対し、意外なストレス解消法を提供していることを明かした。

「選手たちは私の頭を叩くんだよ。控え選手たちにも叩かせている。出番を与えない私へ八つ当たりできるだろう(笑)」

 一方、ラツィオ指揮官のシモーネ・インザーギは誤審について、「このようなミスは受け入れられない。こんな形で負けるのは残念だ」と語り、無念を口にした。

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