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バルザレッティが語る…移籍後2ゴールと活躍のバチュアイ放出は正しかったのか?

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ドルトムント移籍後2ゴールのFWミシー・バチュアイ

 元イタリア代表のフェデリコ・バルザレッティ氏がプレミアリーグやブンデスリーガについて語った。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が8日、報じている。

 2015年に現役生活を終え、現在はローマ幹部を務める傍ら、『FOXスポーツ』で解説を担当するバルザレッティ氏。今冬のメルカートにおいて話題を呼んだ“三角移籍”について言及した。

■すぐに結果が出た三角移籍

「アーセナル、チェルシー、ドルトムントによる攻撃陣の三角移籍はとても面白かったと思う。すぐに結果も出た。素早い適応能力により、3選手は主役になったと思う。あとは(オリビエ)ジルを待つだけだが、もっと決定的な役割を果たせるはずだ」

 チェルシーからドルトムントへ移籍したベルギー代表FWミシー・バチュアイはすでに2ゴールをマーク。彼を放出したコンテの判断は正しかったのだろうか。

「アントニオは非常に頭が良く、有能な監督だ。1年半にわたり選手を評価した上で、バチュアイの特徴が自身の要求するプレーに合わないと考えたのだろう。ジェコを獲ろうとしたが、ジルへ転換せざるをえなかった。ドルトムントでバチュアイは完璧に(ピエール・エメリク)オーバメヤンの役割を引き継いだ。ベルギー代表FWの攻撃、PA内でのアグレッシブさは好きだよ。偉大なアタッカーとして相応しい動きができる。私はツートップの一角の方が好きだけど、ワントップでもプレーできると彼は証明した。弱点? ゴールに背を向けたときのプレーを改善するべきだろう」

 バルザレッティ氏は、ブンデスリーガがバチュアイに適した環境であると説明する。

「ブンデスリーガでは、守備がかなり開けていてスペースがある。マークもきつくない。それにドルトムントの戦術はサイドを使い、エリア内にボールをたくさん送り込む方式だ。バチュアイには理想的と言える」

■トッテナムの弱点はセンターバック?

 続いてUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦でユベントスと対戦するトッテナムについても分析を行った。

「強みは(ハリー)ケインや(デレ)アリと言ったら簡単すぎるので変えよう。(クリスティアン)エリクセンかな。彼は素晴らしい才能を持つスパーズの戦術において重要な役割を担っている。弱点? 守備では真ん中あたりに問題があるようだ」

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