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「ほら、やっぱり」相手のPK失敗を誘発したウィリアンの“悪魔のささやき”

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相手のPK失敗を誘発したMFウィリアン

[2.16 FA杯5回戦 チェルシー4-0ハル・シティ]

 チェルシーは16日に行われたFA杯5回戦でハル・シティ(2部相当)とホームで対戦し、4-0の勝利を収めた。ブラジル代表MFウィリアンはこの試合で2ゴールを記録。終始攻撃をけん引して準々決勝進出を導いたが、守備でも完封をもたらす“ファインプレー”があったようだ。

 チェルシーは4-0で迎えた後半4分、MFセスク・ファブレガスがPA内でMFハリー・ウィルソンを倒してPKを献上。ウィリアンはボールをセットするMFデビッド・マイラーに近づいて何かをつぶやくと、直後にマイラーが右足でゴール左に打ったシュートをGKウィリー・カバジェロがストップし、そのまま無失点で試合を終えた。

 ウィリアンはクラブ公式サイトで同シーンを振り返り、「(マイラーに)『外すよ』って言ったんだ」と笑いながら明かしている。「『真ん中に打つなよ。ウィリーは動かないからな』ってね。それでああいう結果になって『ほら、やっぱり』って言ったんだよ」と、心理戦を制した場面について上機嫌で話した。

 自身の2得点については「もう少しだったね。あと1点取れれば(ハットトリックを達成できて)よかったけど、勝つことが最優先だから」とウィリアン。20日に控えるUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦のバルセロナ戦に向け、「チェルシーなら勝てるはずだ。大一番に備えて、しっかり構えないとね」と意気込んだ。

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