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“タクシー泥棒”エバンス、主将剥奪に…WBA指揮官「何かしらの行動が必要」

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指揮官はジョニー・エバンスをキャプテンから外す決断を下した

 WBAのアラン・パーデュー監督は、スペインで事件を起こしたとされるDFジョニー・エバンスをキャプテンから外す決断を下した。

 先日、英タブロイド紙『サン』は、バルセロナでのキャンプ中にWBAの4選手がタクシーを窃盗したと報道。この4人の中に、主将を務めるエバンスも含まれているとされ、クラブは独自に調査を進め、当該選手に処分を科すと発表していた。

 そして、17日に行われたFA杯5回戦のサウサンプトン戦(1-2)で、この事件に関与したとされる選手のうちエバンスとMFギャレス・バリーは先発出場。MFジェイク・リバモアとGKボアズ・マイヒルは欠場となった。

 しかし、この一戦でチームキャプテンの北アイルランド代表DFは、アームバンドを他の選手に渡してプレーした。試合後、パーデュー監督はこの決断をスペインでの事件に関する制裁だと話した。

「この件に関して、何かしらの行動をとる必要があると感じている。彼らに対して失望しており、今日はギャレス(マコーリー)をキャプテンにした。あの夜に起きたことは、プロフェッショナルとはかけ離れたものだった」

 しかし、「私は憤りを感じているが、我々の選手たちを信じて、信頼を回復させるための時間を与えるつもりだ」と続け、今後も名誉挽回のチャンスを与えるとコメントしている。

 FA杯でも敗退となったWBAは、リーグ戦でも最下位と苦しんでいる。残留圏内の17位ハダースフィールドとは7ポイント差となっている中、チームに不穏な空気が漂っている。

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