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デンベレ、ドルトムントでの練習ボイコットに悔いなし「2回もバルサを断ることは無理」

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昨夏バルセロナに加わったFWウスマン・デンベレ

 昨夏、バルセロナ移籍が実現したフランス代表FWウスマン・デンベレは、ドルトムントでの練習ボイコットを後悔していないようだ。フランス誌『オンズ・モンディアル』で当時の心境を明かした。

 2016年夏にレンヌからドルトムントへと渡ったデンベレだが、新天地ではハイパフォーマンスですぐさまブンデスリーガのスター選手に。そしてわずか1シーズンでドイツを離れ、移籍金1億500万ユーロ+ボーナスでバルセロナへと向かった。

 当時、カタルーニャクラブからの興味が報じられた際、ドルトムントでは移籍を実現させるために練習ボイコットに踏み出したことで、多少後味が悪い移籍として記憶に残っている。だが、デンベレは自身の決断について「夢が叶わないかもしれない、そう思ったんだ。僕はあのように振舞ったが、悔いはない」と話している。

 またレンヌでのユース時代にもバルセロナから声がかかったことに言及しつつ、このように続けた。

「貴方ならどうしていただろう? バルサを2回も断っていただろうか? それは僕にとって無理なこと。素晴らしい、世界最高のうちに入るクラブにいるんだ。毎年チャンピオンズリーグの準決勝に残っているチームだよ」

 バルセロナでは負傷により前半戦のほとんどを棒に振り、いきなり試練が降りかかった。だが、「ルイス(スアレス)とは仲が良い。いつもジョークを言い合っている」と明かすデンベレは「ケガしたが、冷静に受け止めようと試みた。ビッグマッチが待っているシーズンの終盤ではなく序盤に起こって良かったと考えるようにしている」と前向きに話している。

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