アトレティコ・マドリーのFWアントワーヌ・グリーズマンがマンチェスター・ユナイテッドで不調が続くMFポール・ポグバに関し、フランス代表の国際親善試合でその実力を証明してくれるだろうと太鼓判を押した。英『フォー・フォー・トゥー』が伝えている。

　ポグバは不調や怪我、病気などが重なり、ユナイテッドでの直近11試合でわずか4試合にしか出場できていない。また、ジョゼ・モウリーニョ監督との不仲説もささやかれている状況だ。

　同紙によると、チームを率いるディディエ・デシャン監督はポグバがユナイテッドで楽しめていないだろうと話す一方、グリエーズマンはポグバについてポジティブな見方をしており、代表戦に向けて闘志をみなぎらせていると語る。

　フランス代表のエースは記者会見で「彼は大きな笑顔を浮かべてチームに戻ってきた」と明かし、次のように続けた。

「所属クラブでプレーできていなかったり、本来の調子を取り戻せていなかったりすると、なかなか難しいものがある。僕にもそういう時期があったし、彼もそのことは分かっている」

「でも彼は楽しくサッカーができているし、ハードワークもいとわない。それが最も重要なことだよね。実力を証明できるかどうかは彼次第だ。彼ならやってくれるんじゃないかと思っているよ」

「監督も彼を信頼している。他のチームメイトたちと同様にね。僕らには笑顔のポールが必要だ。ピッチ上で“効いている”彼がね」

　クラブで不振にあえぐポグバは、代表戦を復調のキッカケにできるだろうか。フランスは23日にコロンビア代表、27日にロシア代表と対戦する予定となっている。

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