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「グアルディオラは臆病な負け犬」、敏腕代理人ライオラがペップに噛みつくワケとは

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ジョゼップ・グアルディオラ監督が代理人ライオラ氏に噛みつかれる

 スーパーエージェントとして知られるミノ・ライオラ氏が、マンチェスター・シティジョゼップ・グアルディオラ監督を公然と批判した。24日、英『ミラー』が伝えている。

 ライオラ氏は「監督としてのペップ・グアルディオラはとても優秀だ」とその実績を評価しつつ、「だが人物としてはまったくもって虚無もいいところだ。臆病者の負け犬さ」とこき下ろす。

「彼は典型的な神官のようなやつなんだ。“私がこうしろと言ったからそれをやれ、私がするなと言ったからそれをやるな”というタイプのね。もしマンチェスター・Cが今シーズン、チャンピオンズリーグを制覇することがあれば、彼の評判はさらに高まるだろう。だが私としてはああいう監督は好きじゃない」

 多くの有名選手をクライアントとして抱え、数々のビッグ・ディールを成功させてきた敏腕代理人ライオラ氏。グアルディオラ監督を毛嫌いする理由も選手の移籍が関わっているという。

 発端はクライアントの1人であるFWズラタン・イブラヒモビッチが2011年にバルセロナから追い出されたことにある。クラブきってのストライカーは10-11シーズンでミランにレンタル移籍をし、シーズン終了後にはそのまま完全移籍となった。一方、バルサはその年にUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)を制覇。放出されたイブラヒモビッチは欧州制覇の栄誉を授かることはできなかった。

 クライアントの成績は、代理人の大事な営業ツールとなる。これまで数々のビッグクラブで活躍したイブラヒモビッチだが、“欧州CL優勝”という看板だけは手にしておらず、ライオラ氏にとってその当時の恨みは相当根深いようだ。

「グアルディオラは当時ズラタンに対し、何か不満があるならチームを去るべきだと言い放った。だがその後、彼は単にズラタンを無視し、プレーさせなくした。挨拶すらしなくなったんだ。グアルディオラはその後、同じことをマクスウェルにもやっていた。いいやつなのにな。だからズラタンにはこう言ったんだ。お前のフェラーリを監督の駐車スペースに停めておけってね」

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