beacon

大迫先発ケルンVSマインツ、残留争い直接対決はドロー決着…武藤はベンチ外

このエントリーをはてなブックマークに追加

攻守に献身性を見せたFW大迫勇也

[4.7 ブンデスリーガ第29節 ケルン1-1マインツ]

 ブンデスリーガは7日、第29節2日目を行い、日本代表FW大迫勇也が所属するケルンはホームでマインツと対戦し、1-1で引き分けた。7試合連続で先発した大迫は後半24分まで出場。武藤はメンバー外だった。

 残留を争う降格圏17位ケルンとプレーオフ圏16位マインツが直接対決。勝ち点20のケルンは勝ち点26のマインツとの勝ち点を縮める絶好のチャンスとなった。大迫はFWテロッデとともに2トップを形成し、いきなり試合を動かした。

 前半7分、大迫がドリブルで左サイドに流れ、MFレオナルド・ビッテンコートにパス。ビッテンコートが左サイド深い位置から狙い澄ましたクロスを入れ、DFヨナス・ヘクターがヘッドで叩き込んだ。大迫を起点に生まれたゴール。ケルンが幸先良く先制に成功した。

 1-0で折り返した後半3分、ケルンは決定機を迎え、DFルーカス・クリュンターのパスでPA内右に抜け出したクレメンスがクロス。テロッデが左足で押し込もうとしたが、GKレネー・アドラーが至近距離でセーブした。マインツも押し返し、後半5分、右サイドからDFジュリオ・ドナーティが鋭いクロスを供給。走り込んだFWパブロ・デ・ブラシスが頭で合わせ、試合を振り出しに戻した。

 ケルンは後半24分、大迫をベンチに下げ、FWクラウディオ・ピサーロを投入。後半26分にはピサーロが左足ミドルを狙ったが、惜しくもゴール右へ。マインツも後半27分、MFロビン・クアイソンがカットインして相手を外し、右足シュートを放ったが、これは左ポストを直撃。逆転のチャンスを逸した。

 一進一退の展開が続き、ケルンは後半30分、ビッテンコートの左クロスにピサーロがヘディングシュート。試合は白熱し、後半アディショナルタイムにはマインツDFジュリオ・ドナーティが2枚目の警告で退場。互いに最後まで相手ゴールに迫ったが、両GKのファインセーブが光り、そのまま試合終了のホイッスル。直接対決は1-1のドローで勝ち点1ずつを分け合い、マインツは勝ち点27、ケルンは勝ち点21とした。

●ブンデスリーガ2017-18特集
●海外組ガイド

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP