ミランは第34節でベネベントと対戦し、0-1で敗れた。ローマ、ラツィオ、インテルがそれぞれ勝利したため、勝ち点差が開いてしまったミランはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の出場権を5年連続で逃すことになった。

　最下位ベネベントに敗れて勝ち点54で足踏みとなったミランは、欧州CL出場圏内の4位に位置するラツィオ(勝ち点67)と勝ち点13差まで開いた。残り4試合で13差を埋めることはできないため、この時点で欧州CL出場権獲得は不可能に。また、勝ち点12差が開いている5位インテル(勝ち点66)とは直接対決で1敗1分と負け越しているため、ヨーロッパリーグの本戦出場圏内である5位浮上もできなくなった。

　今後はヨーロッパリーグ(EL)予選の出場権獲得のために、アタランタ(勝ち点55)の6位を目指すミラン。しかし、後方にはともに勝ち点51のサンプドリア、フィオレンティーナが控えており、EL出場にも黄信号が灯っている。

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