ユベントスで数々のタイトルを獲得した元イタリア代表のアレッサンドロ・デル・ピエロ氏が、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの移籍について言及した。イタリアの『スカイスポーツ』が報じている。

　10日、レアルはポルトガル代表スーパースターのユベントス移籍について、クラブ間合意に至ったことを発表。ついに大型移籍の合意に至った。複数報道によれば、移籍金は1億ユーロ(約135億円)と伝えられており、選手とは年俸3000万ユーロ(約39億円)の4年契約で合意したようだ。

　サッカー界のスーパースターは33歳にして、初のイタリアの舞台に挑戦することになる。

　デル・ピエロ氏はC・ロナウドの加入について「彼の加入は、クラブにとっても素晴らしいことだが、イタリアサッカー界にとっても素晴らしいことなんだ。イタリア全土が、大きな愛をもって彼を迎え入れることができるはずだよ」と、C・ロナウド獲得により、イタリアが盛り上がることを喜んだ。

　さらに、デル・ピエロ氏はポルトガル人スターの加入は、ユベントスだけではなく「ライバルのレベルを上げると思う」と持論を展開。その理由として「すでに無敵と思われるユベントスを倒す欲望を持とうとするからだ。補強にも動くだろう」と答えている。

　そして33歳にして新天地で挑戦することについては「彼はセリエAでの挑戦を受け入れた。勝利へのどん欲な気持ちを持ち、価値を証明するように励むだろう」とし、「ロナウドもユベントスも次の勝利を考えている。彼はハングリーだ。そして目標はチャンピオンズリーグ奪還だ」とまさに相思相愛の間で成立した移籍であることを強調している。

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