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UEFA、ファン暴徒化のマルセイユに罰金&無観客試合の厳しい処分…今後追加罰則の可能性も

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マルセイユに対して厳しい処分

 欧州サッカー連盟(UEFA)は、マルセイユに対して厳しい処分を科すことを発表した。

 昨シーズンのヨーロッパリーグで決勝まで進んだものの、惜しくもアトレティコ・マドリーに敗れて準優勝に終わったマルセイユ。しかし、この大会の期間中、最低でも4試合でサポーターによる規律違反が発覚している。

 ホームで行われた準々決勝のライプツィヒ戦、準決勝ザルツブルク戦の2試合、アトレティコ・マドリー戦で、サポーターがピッチに物を投げ込んだり、発煙筒を燃やすなどの問題行為を起こす。この暴徒化により、試合開始時間が予定より遅れることとなった。また、パルク・オリンピック・リヨンで開催されたファイナルでは、スタジアムの設備を壊すなどの暴挙も確認されている。

 サポーターによる行為を問題視したUEFAは、10万ユーロ(約1300万円)の罰金、リヨンの本拠地修繕費の支払い、ホームで行われるEL初戦を無観客試合にするようマルセイユに命じた。さらに、今後2年間同様の行為が発覚すれば、UEFA主催大会への参加禁止処分を下すとも発表している。

 昨シーズン、リーグ・アンで4位に入ったマルセイユは、今シーズンのEL出場権を獲得している。

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