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急逝した“背番号13”へ…決勝弾のイタリア代表DFビラーギ「私がここにいるのは彼のおかげ」

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DFクリスティアーノ・ビラーギが“13”を天に掲げる

[10.14 UNL第4節 ポーランド0-1イタリア]

 劇的決勝弾を決めたイタリア代表DFクリスティアーノ・ビラーギは得点後、天に向かって「13」の形にした指を掲げた。

 UEFAネーションズリーグ(UNL)でポーランドと対戦したイタリアは0-0で迎えた後半アディショナルタイム2分、FWロレンツォ・インシーニェの右CKをFWフェデリコ・キエーザが頭でそらし、ファーサイドのビラーギが左足で押し込んだ。

 ビラーギが所属するフィオレンティーナを今年3月に悲劇が襲った。クラブの主将だったイタリア代表DFダビデ・アストーリが31歳の若さで急逝。遠征先のホテルで心肺停止状態となり、そのまま帰らぬ人となった。フィオレンティーナや古巣カリアリはアストーリが着用していた背番号13を永久欠番としていた。

 アストーリのチームメートだったビラーギは9月7日のUNL初戦で代表デビューを飾り、今日の試合で初ゴール。得点後には「13」の数字を天に掲げ、試合後のインタビューでは「ダビデは私の、そして私たちの一部です。私はここにいるのは、彼のおかげなんだ」とメッセージを送った。

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