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チェルシー指揮官サッリ、微笑むクロップとのやり取りで実感「私はトップに到達した」

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指揮官マウリツィオ・サッリが自身の現状を語る

 チェルシーの指揮官マウリツィオ・サッリが、19日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、自身の現状や古巣ナポリについて述べた。

 サッリは今夏、アントニオ・コンテの後任としてチェルシー指揮官に就任すると、プレミアリーグ開幕から無敗の快進撃を続け、8勝4分の成績で3位につけている。元ナポリ指揮官はロンドンでの充実した生活を満喫している。

「私は今、本当に居心地が良い。環境は最高だし、サッカーもスペクタクルだし、監督自身が楽しむことができる。(リバプールのユルゲン)クロップ?ある時、彼の方を見ると、微笑んでいる様子が見えた。彼に近づいて、なぜ微笑んでいるのかを聞いた。すると『世界を楽しんでいるんだよ。君はどうか?』と言われた。『私もだよ』と彼に答えた。そう、このような状況を体験すると、自分がトップレベルに到達したのだと気づかされるよ」

 一方、3年間にわたって指揮を執った古巣のナポリには、素晴らしい遺産を残すことができたと自負する。

「最も分かりやすいのは数字だと思う。私がナポリを引き継いだ時、チームは64ポイントでシーズンを終えていた。それが私の時には91ポイントに到達した。これ以上をなすことは不可能だったと思う。もう一つの遺産は個人的なものだ。ナポリの街や市民との関係だ。ナポリとの絆がなくなることは決してないだろう」

 続いてナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長にも言及。自身の去就を巡って不和も報じられたが、イタリア人指揮官は感謝の意を述べた。

「何も言うことはない。彼には感謝しかない。ナポリは私のルーツであり、心の中にあるチームだ。そのチームを託してもらい、人生において最高の満足を得ることができた。このような解任を受けた程度では消すことのできない壮大な冒険だった」

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