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セリエA最優秀GK賞受賞のアリソン「偉大なブラジル人GKは全員ここを経由した」

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妻ナターリアさんと授賞式に出席したリバプールGKアリソン・ベッカー

 リバプールに所属するブラジル代表GKアリソン・ベッカーが3日、『グラン・ガラ・デル・カルチョ2018』の授賞式に出席した際、コメントを残した。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 今シーズンからリバプールに拠点を移したアリソンだが、昨シーズンまでローマでプレーし、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝進出やリーグ戦3位に貢献した。ブラジル代表GKは、ユベントスで最後のシーズンを送ったGKジャンルイジ・ブッフォンを退け、2017-18シーズンのセリエA年間最優秀GK賞を受賞した。

「ここ(授賞式)に来たのは、僕が受賞したからではなく、重要な祭典だからだ。僕はここにいられて光栄だし、ローマのおかげだ。できる限りローマの試合を見るようにしているが、(後釜を務めるロビン)オルセンは良くやっていると思う。

 僕もピッチに立っていることが多く、見られないのは残念だ。イタリアがとても恋しいよ。偉大なブラジル人GKは皆、セリエAを経由してきた。リバプールでは満足している。僕や家族にとって重要な移籍だった」

 続いてアリソンは、2日に行われたエバートンとのダービーについて言及している。試合終了間際にリバプールが決勝点を挙げて劇的な勝利を飾った。

「素晴らしい試合だった。引き分けで終わってしまうのは相応しくなかったと思う。ゴールが決まると、僕のそばへ(ユルゲン・)クロップが駆け寄って来るのが見えた。一緒に勝利を祝ったよ」

 一方、11日には欧州CLナポリ戦が控えている。決勝トーナメント進出を懸けた重要な戦いになる。

「ナポリの力は僕らも知っている。最高の結果をつかむためには、全力を尽くさなければならないことは理解している。僕らは2ゴールを挙げなければならず、簡単ではない。だが自分たちの力を信じている。すでに準備も始まっているが、まずはリーグ戦のことを考えたい」

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