マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、チームがまだ欧州最高のレベルには達していないと語った。

　今季、リーグ戦で15戦無敗で首位を走るシティ。プレミアリーグとカラバオカップを制した昨季に同様に好調を続ける同チームに対して、8日に対戦するチェルシーのマウリツィオ・サッリ監督は「欧州のベストチーム」と賛辞を贈っていた。

　しかし、8日の試合を前に会見に臨んだグアルディオラ監督は、UEFAチャンピオンズリーグを制したことのないシティは欧州最高とは言えないと主張した。「ありがたいコメントだが、我々はまだベストではない。ベストと語るにはタイトルが必要で、欧州のベストと語れるだけのタイトルが我々にはまだない」

　また、昨季のCLで当時ナポリを率いていたサッリ監督と対戦した際、グアルディオラ監督は同指揮官へ賛辞を贈っており、今夏から指揮を執るチェルシーで体現するイタリア人指揮官のスタイルのファンであると会見で明かした。

「私が思うに、サッリ監督が今やっていることはエクセレントだ。多くの人はこのような特別なスタイルを作り出すことがどれだけ難しいかをわかっていない。今は時間が必要だ。トッテナム戦やウルブス戦のようなことはこのリーグでは起こり得ることだ」

　そしてチェルシー戦に向け次のようにコメントし、気概を示した。

「明日は重要なテストだ。我々がベストチームの1つである、チェルシー相手にどれだけのプレーができるかを試す良い機会だ。彼らが激しく、アグレッシブに、そして3敗目を阻止する戦いに出るだろうと容易に想像できる。スタンフォード・ブリッジでの試合は常に難しく、私自身何度も負けている。彼らは本当に、本当に良いチームだ」

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