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最下位相手に劣勢も…勝ち切ったレアルがCL圏内にV字回復、ソラーリ体制8勝1敗

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12試合ぶりのゴールを決めたレアル・マドリーFWガレス・ベイル

[12.9 リーガ・エスパニョーラ第15節 ウエスカ0-1R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラは9日、第15節を各地で行い、レアル・マドリーは最下位のウエスカと敵地で対戦した。長らく相手に主導権を握られたが、序盤のリードを守り切って1-0で辛勝。サンティアゴ・ソラーリ監督就任以降の戦績を8勝1敗とし、UEFAチャンピオンズリーグ圏内の4位に浮上した。

 一時は二桁順位まで転落していたR・マドリーは最終ラインを中心に負傷者が多発中。本来であればサブ組中心で臨むはずだった3日前のコパ・デル・レイ4回戦第2戦・メリリャ(3部)戦から、MFマルコス・ジョレンテ、DFアルバロ・オドリオソラ、DFダニエル・カルバハルの3人が続けて先発した。

 試合は早々に動いた。R・マドリーは前半8分、M・ジョレンテの縦パスにオドリオソラが右サイドを駆け上がると、相手を振り切ってファーサイドへのクロスを配給。これに大外から飛び込んだFWガレス・ベイルがボレーで合わせ、うまく抑えたシュートがネットを揺らした。

 開幕3戦連発のベイルは12試合ぶりの今季3点目。このままR・マドリーが勢いに乗るかと思われたが、試合は昇格組のウエスカが堂々とした戦いぶりを見せる。前半17分、カウンターから敵陣に攻め込むと、MFモイセス・ゴメスの落としからMFエセキエル・アビラが狙い、GKティボー・クルトワが辛うじて弾き出した。

 さらに前半26分、ウエスカは19歳のFWフアン・カミーロ・エルナンデスが最終ライン裏に抜け出すが、カルバハルにファウルで止められる。後半3分にはMFゴンサロ・メレロのヘディングシュートが惜しくも枠を外れた。終わってみればR・マドリーの2倍以上にあたる11本のシュートがゴールを襲ったが、クルトワを中心に最後まで守り切った。

●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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