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今季初黒星のリバプール…クロップはコンパニへの判定に疑問「なぜあれがレッドではない?」

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ユルゲン・クロップ監督が判定に疑問

 リバプールユルゲン・クロップ監督は、DFビンセント・コンパニが退場にならなかった理由が分からないと話した。

 3日に行われたプレミアリーグ第20節でリバプールは敵地でシティと対戦。前半終盤に先制点を許したリバプールだが、後半19分にFWロベルト・フィルミーノのゴールで試合を振り出しに戻す。しかし、同27分に2点目を許すと、その後の反撃は及ばず、1-2で敗れて今季初黒星を喫した。

 これで2位シティとの勝ち点差が4に縮まったリバプールのクロップ監督は試合後、前半30分に起きたコンパニのFWモハメド・サラーへのチャレンジに対してイエローカードのみを提示したレフェリーの判定に納得していないと主張した。

「私はビンセント・コンパニのことが大好きだが、あれがどうしてレッドカードではないんだ?彼しかいない場面だったし、仮にもっと強くサラ―に当たっていれば、今季を棒に振る可能性もあった。レフェリーにとっても簡単な判定ではなかったかもしれないが、彼には私の目に映ったような危険な状況が見えなかったのだろう」

 一方のコンパニは、サラーに危険なタックルを仕掛けた場面について「最高のチャレンジだったと思っている。僕はボールに行っていた。少しばかり削ったかもしれないけれど、ケガさせようという意図はなかった。あの場面では、このように止めに行くか、彼にゴールへの道を譲るかの2択しかなかった」と自身のプレーを擁護した。

 また、クロップ監督はこの試合についても振り返った。「大きなプレッシャーのある非常に激しい試合だった。我々はフィニッシュの場面でアンラッキーで、シティよりも運がなかった。(リロイ)サネはゴールを挙げたが、サディオ(マネ)のシュートはポストに当たった」

「両チームともに相手を困難にさせていたから、我々にとってもシティにとってもベストな試合ではなかった。私は試合後に選手たちにこれで問題はないと伝えた。我々は敗れたが、いつかは起きることだ。今夜は良かったわけではないが、大きな問題があるわけでもない。もう少し運があれば2-2にできていただろう。そうなれば我々にとって完璧な結果だったんだけどね」

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