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激化する21歳の伊代表MF争奪戦…チェルシーは1月獲得目指し接触、移籍金は63億円に

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カリアリイタリア代表MFニコロ・バレッラ

 カリアリイタリア代表MFニコロ・バレッラ争奪戦が激化している。『Goal』の取材で明らかとなった。

 カリアリの下部組織出身で、現在21歳のバレッラ。18歳でトップチームデビューを果たすと、これまで公式戦151試合に出場。昨季はセリエA34試合で6ゴールを記録し、今季もここまで18試合に出場している。さらに昨年10月にはイタリア代表デビューも果たし、4キャップを数える。

 日を追うごとに評価の高まるバレッラには多くのビッグクラブが関心を示しており、熾烈な争奪戦が繰り広げられているようだ。イタリア国内のインテルとナポリ、そしてチェルシーが獲得に動いていることがわかっている。

 移籍金は4500万ポンド(約63億円)と見られるイタリア代表MFだが、カリアリはシーズン途中の放出を望んでいないという。そのため、インテルとナポリは来夏のマーケット開幕まで待つ用意があるようだ。イタリア人記者ジャンルカ・ディ・マルツィオは、ナポリはすでにカリアリと選手代理人にコンタクトを取ったと伝えている。

 一方チェルシーは、1月のマーケットでの獲得をねらっていることがわかっている。

 マウリツィオ・サッリ監督は「(モナコ移籍が迫る)セスク・ファブレガスがいなければ、5人のMFしかいない。代役が必要だ」と会見で語っており、冬にMFの補強を要求している。チェルシーは、バレッラをセスクの代役としては考えていないが、ジョルジーニョやマテオ・コバチッチらとポジションを争える選手を獲得するつもりのようだ。

 激化するバレッラ争奪戦。21歳のイタリア代表MFを射止めるのは、どのクラブになるのだろうか。

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