パリSGのFWキリアン・ムバッペが、リーグ・アン通算50ゴールを達成した。

　23日に行われたリーグ・アン第26節で、ニームと対戦したパリSG。先発出場したムバッペは後半に2ゴールを記録。今季のリーグ戦得点を20ゴールに伸ばし、3-0の快勝に貢献している。

　なお、ムバッペにとって、この試合の1点目はリーグ・アン通算50ゴール目に。モナコ時代を含め、88試合の出場で達成。デビューから5シーズン目、わずか20歳にして大台に到達している。

　それでもムバッペはさらに上を見据えている。「前半は誤ったリズムにあったが、(指揮官トーマス)トゥヘルが正しい言葉をかけてくれた」と試合を振り返りつつ、飽くなき向上心を見せた。

「言っているように、僕らはまだ長い道のり途中にいて、これを続けなければならない。チームを最大限助けるために毎日働き、毎日楽しもうとするんだ。まだまだフットボールは楽しいよ。ゴールを決め、記録を破る。それが僕を駆り立てる」

「僕はいつも、ある時やってきて僕よりも上手くやるように挑戦する人物がいると仮定しているんだ。だから、いつも自分の限界を超えなければならない」

「(2点目は)51ゴール目?欲しかったものだ。でも、(ハットトリックで)ボールを持って帰るためにも52点目が欲しかったね(笑)」

　飽くなき向上心を持ち続けるムバッペ。今季公式戦30試合で25ゴール14アシストを記録する20歳の“怪物”は、現状に満足することはないようだ。

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