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交代拒否のケパについて、チェルシーレジェンドのテリーが見解 「監督は何としても交代させるべきだった」

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 チェルシー史上最高選手の一人である元イングランド代表DFジョン・テリー氏が、物議を醸しているGKケパ・アリサバラガの交代拒否について口にした。

 チェルシーは24日、カラバオカップ決勝でマンチェスター・シティと対戦。0-0で90分を終えて迎えた延長後半、PK戦突入間際にチェルシーのマウリツィオ・サッリ監督はGKウィリー・カバジェロと先発GKケパを交代させようとした。

 しかし、ケパは交代を拒否。頑なにピッチを去ろうとせず、この姿勢に対してサッリ監督だけでなくコーチのジャンフランコ・ゾラ氏も怒りを露わにしていた。

 交代の指示が出る前、ケパは延長戦で足を痛めた様子を見せ、メディカルスタッフの治療を受けていた。ケパ自身は試合後、「反抗するつもりはなかった。誤解されたのは、メディカルスタッフの治療を2度受けたから。彼らは続行できるコンディションじゃないと判断したのだろう。彼は続けられないと思ったが、根本的に、自分は問題ないと言った」と語り、ベンチの判断と齟齬があったことを強調している。

 この件について、チェルシーのレジェンドであるテリー氏は、イギリス『スカイ・スポーツ』で、「サッリ監督はケパに対して交代を強制するべきだった。それをしなかったことに驚いている」と語り、以下のように続けた。

「もし私が監督だったら彼のところまで行くね。交代を命じられればピッチを後にしなければならない。今後、プレミアリーグの他の選手たちはどうするだろうか。選手が交代を拒否し始めることなどあるだろうか? 選手にとってはタフなことでも、監督が決めたのならば、必ず従わないといけない」

「ケパが次の試合でどうなるかは興味深いところだ。ドレッシングルームで監督はこの問題にすぐに対処してほしい」

 チェルシーは27日に行われるプレミアリーグ第28節でトッテナムと対戦。サッリ監督も試合後、ケパに関する誤解があったことを強調しており、「何の問題もない」と話していることから、引き続き同選手が守護神を務めるとみられる。

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