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泥沼化する“サラの移籍金問題”…今度はカーディフが移籍無効を主張

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飛行機事故により死去したエミリアーノ・サラ

 カーディフは、飛行機事故により死去したエミリアーノ・サラとの契約が有効ではないと主張した。

 今冬の移籍市場で、ナントからクラブ史上最高額の1500万ポンド(約22億円)と報じられる移籍金でカーディフに加入することが決まっていたサラ。しかし1月21日、フランスからウェールズに渡る際に搭乗した小型機とともに消息不明となり、2月上旬に死亡が確認された。

 1人のフットボーラーの命が奪われた悲惨な事故が起きた一方で、カーディフとナントの間には移籍金に関するトラブルが発生。カーディフ側の移籍金の支払いが遅れていることに業を煮やすナントは2月に国際サッカー連盟(FIFA)に対して訴えを起こしていた。

 これを受け、FIFAから4月3日までの回答を求められているカーディフは、サラの契約がプレミアリーグ側に承認されなかったために法的な拘束力はなく、無効であるとFIFAに伝える準備をしているようだ。実際、アルゼンチン人FWは修正された契約書にサインできないままこの世を去っている。

 移籍予定の選手が死亡するという前代未聞の事態に陥り、移籍金を巡ってカーディフとナントが泥沼化の様相を呈する中、どのような形でこの問題は収束するのだろうか。

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