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ブレシア会長、18歳の“新ピルロ”トナーリの残留を強調「ここが成長に最適な場所」

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MFサンドロ・トナーリは現クラブに残留か

 ブレシアのマッシモ・チェッリーノ会長が、イタリア国営放送『Rai』のラジオ番組『ラディオ・アンキオ・スポルト』に出演し、18歳のMFサンドロ・トナーリの移籍話に釘を刺した。

 セリエB首位を走るブレシアで活躍を見せる18歳のトナーリは、同じくブレシアが輩出した地元出身のスター、アンドレア・ピルロ氏の後継者として注目を集め、昨年11月にはロベルト・マンチーニ率いるイタリア代表の初招集を受けた。すでにユベントスやインテル、ナポリなどビッグクラブが関心を示してきたほか、子供の頃からファンであったジェンナーロ・ガットゥーゾ率いるミランとは合意の可能性も報じられた。『メディアセット』によれば、ミランが今後2年間にわたってトナーリ獲得の優先権を持つ一方、選手はレンタルの形であと1年間ブレシアに残り、その後の完全移籍の際に1500万~2000万ユーロ(約19~25億円)の移籍金が支払われるというものだ。だがブレシアのチェッリーノ会長は報道を否定し、今夏のトナーリ残留を強調した。

「トナーリは成長しなければならないが、そのためにブレシアは最適な場所だ。彼を放出するか?良い選手を見つけるのはこれほど難しい。チームが弱体化するようであれば誰も放出するつもりはない」

 なお同郷出身のレジェンドであるピルロを彷彿とさせる風貌やプレースタイルで注目を集めているトナーリだが、チェッリーノ会長は、モナコに所属するコロンビア代表FWラダメル・ファルカオに例えた。

「誰に比較できるか? 私はファルカオを思い出す。万能なプレーヤーだが、やや型にはまらないところがある。キラーのように冷徹でありつつ、子供のような笑顔を見せる。彼はまだ19歳だ。素晴らしい選手であり、素晴らしい驚きだった。彼は半分、火星人だよ」

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