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アザールのチェルシー退団は不可避?サッリ「簡単なことではない」とお手上げ

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レアル移籍が報じられているFWエデン・アザール

 チェルシーマウリツィオ・サッリ監督は、FWエデン・アザールの引き留めが簡単なことではないと認めた。

 今季、アザールはプレミアリーグで16ゴール15アシストを記録してチェルシーのトップ4確定に大きく貢献。さらにカラバオカップ決勝進出、UEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝進出を果たしたチームのエースとして活躍を続けている。

 しかし、スタンフォード・ブリッジで好パフォーマンスを披露するアザールに対しては、以前から獲得に興味を持つレアル・マドリーが今夏の移籍市場で引き抜くことが濃厚と見られる。一部ではクラブ間の金銭交渉次第で移籍が成立すると報じられる中、サッリ監督は来季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権が獲得できてもベルギー代表FW残留の助けにはならないと認めた。

「アザールがここでの歴史が終わったと考えているかについて私には何もわからない。彼が終わりだと思えばそれまでだ。彼と話すことはできるが、簡単なことではない。もちろん残ってほしいが、とても高いモチベーションを持ったアザールに残ってほしいんだ」

 また、昨夏にナポリから加入したジョルジーニョもアザールの残留を願っている1人であり、同選手が抜ければ代役を見つけることは並大抵のことではないと話した。

「彼のような選手は世界中のチームから求められている。彼はファンタスティックで、本当に多くのことをチームにもたらしてくれる。だから、彼がここから去ってしまえば、僕たちは間違いなく彼がいなくて寂しいと感じるはずだ」

 現在1億ユーロ(約123億円)でのレアル移籍の交渉が行われると報じられているアザール。仮に移籍が決まってしまえばチェルシーの戦力ダウンは免れない。さらに、国際サッカー連盟(FIFA)は今夏と来冬の移籍市場で同クラブに補強禁止を命じたため、2019-20シーズンはチェルシーにとって正念場の1年となりそうだ。

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