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CL逃したミランの闘将ガットゥーゾが告白「数か月ほとんど眠れず精神的にボロボロ」

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ミランジェンナーロ・ガットゥーゾ監督

 ミランの指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾは、26日のスパル戦終了後、『DAZN(ダゾーン)』のインタビューに応じた。

 ミランは26日、セリエA最終節でスパルと敵地で対戦。MFフランク・ケシエらのゴールにより、3-2と勝利し、リーグ戦4連勝を飾った。しかしチャンピオンズリーグ(CL)圏内のアタランタとインテルが勝利したため、ミランはCL出場にわずかに手が届かず、来シーズンもヨーロッパリーグへ回ることとなった。それでもガットゥーゾは、チームの成長に手ごたえを感じている。

「何かしら良いパフォーマンスを見せることはできたと考えている。スタッフを称えたい。いくつかミスはあったが、ミスをしない監督など聞いたことがない。非常にポジティブなシーズンになったと思う。我々の成績は不十分であるかに見えるが、現実にはかなりのことを達成している。私の功績を主張するつもりはなく、選手たちのおかげだ」

「ここ数か月、プレーに流動性がなかったことは非常に残念だ。ダービーのときのような誤った姿勢を見直したい。継続性を示すことができず、魂さえ失っているときがあった。あの敗北の後、わずかなポイントしか獲得できなかったことは偶然ではないと思う。だが総括すれば、良い仕事ができたと思っている。ただこれは私が言うべきことではなく、クラブから私の仕事に対する評価を聞きたいところだ」

 現時点において、ガットゥーゾの今後の去就は明らかになっていないが、ミラン指揮官は、来シーズンに向けて状況を分析しつつ、名門クラブで指揮を執ることの難しさを明かした。

「ユベントスやナポリ、インテルといった強豪クラブと再び競争することになるので、今年の68ポイントより良い成績を収めることが簡単であるかどうかは分からない。このクラブでは、責任の重圧が重すぎる。必要以上にプレッシャーを感じていた。ここ数か月はほとんど眠れず、精神的にボロボロだ」

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