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「トッティの言葉で…」ローマ生え抜きのペッレグリーニ、オファーを拒否し残留を決断

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ローマMFロレンツォ・ペッレグリーニ

 ローマに所属する23歳のイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニの代理人が1日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、今夏のローマ残留を明言した。

 ペッレグリーニにはこれまで、インテルやミラン、アーセナル、トッテナムなどが獲得に関心を示し、その動向をうかがっていたが、選手の代理人を務めるジャンピエロ・ポチェッタ氏が口を開き、今夏のローマ残留を強調した。

「彼をめぐって、プロジェクトを提案してきた多くのクラブと話し合いを重ねてきた。中には非常に面白いものもあった。イタリアだけでなく、国外のクラブも彼の獲得を熱望しており、ロレンツォも興味を引かれていたが、ローマに残る決断を下した」。

 ローマ生まれのローマニスタで下部組織出身のペッレグリーニの決断には、同じく地元出身のレジェンド、フランチェスコ・トッティ氏の影響があったようだ。トッティ氏は6月にローマ幹部を辞任した際、記者会見において、ローマの未来を担うべき中心選手の1人としてローマ生え抜きのペッレグリーニを挙げていた。

「トッティの言葉を聞いて、責任感に満ちたようだ。彼は成熟した大人であり、このような状況から逃げ出すことはない。いずれにしてもローマのプロジェクトに納得しての決断だ。もし移籍を希望していたら、すでに移籍していたはずだ。現在のペッレグリーニの希望はローマ残留であり、契約更新についてもクラブと交渉を続けていく」。

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