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久保建英の姿勢を評価…ジダン監督「彼は自分の居場所を分かっている」

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ジネディーヌ・ジダン監督が見守る中、堂々とプレーする久保建英

 レアル・マドリーを率いるジネディーヌ・ジダン監督が 23日のアーセナル戦に向けて会見に出席し、日本代表MF久保建英(18)について語った。スペイン『アス』が伝えている。

 久保は、20日に行われたバイエルンとのインターナショナルチャンピオンズカップで後半開始からピッチに入り、“白い巨人”デビュー。FWビニシウス・ジュニオールにスルーパスを通して決定機を演出するなど、デビュー戦ながら持ち味の柔らかいボールタッチで冷静かつ堂々とプレーした。

 これにより、スペイン『マルカ』が「久保は勇敢で堂々たるものだった。とりわけ黄金の左足が光った。ボールコントロールは素晴らしく、プレーのビジョンは際立っていた。セグンダB(スペイン3部)では非常に小さすぎる」と賞賛するなど、その注目度は日に日に高まっている。

 アーセナル戦に向けて会見に出席したジダン監督に対して、記者から「大きな注目を浴びていることは、久保にとって良いことか」と聞かれると、「良いか悪いかは分からない。彼は自分の居場所を分かっている。本当にとてもうまくトレーニングしている選手だと思う。彼はプレーすることを恐れていない。彼はフットボールをプレーすることが好きだし、それは良いことだ」と、彼の姿勢を評価した。

 久保は今季カスティージャ(Bチーム)に所属する予定だが、トップチーム昇格の可能性については「ここで我々は新シーズンに向けて準備している。今のところ彼は我々と一緒にトレーニングをしている。次に何が起こるか分からない。マドリードに戻って、何が起こるか見てみよう」と明言は避けた。

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