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ダービー大敗のレアル、スペイン紙が説くジダンの過ち「活躍した久保を継続して使わなかった」

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スペイン紙が説くジネディーヌ・ジダン監督の過ち

 アトレティコ・マドリーとのダービーに3-7と大敗し、シーズン前からクライシスに突入したレアル・マドリーだが、スペインメディアはジネディーヌ・ジダン監督のやり繰りの拙さを槍玉に挙げ始めている。

 たとえプレシーズンマッチであるとしても、アトレティコとのダービーに大差で負けることは許されなかった。スペインメディアはマドリーがダービーで歴史的大敗を喫したと大々的に報じ、また同クラブのファンは不満を噴出させている。

 そのような状況でスペインのスポーツ紙『マルカ』の電子版は、「ジダン監督が犯した5つのミス」との記事を掲載。「アザール以外の主力選手たちはいつも同じ」「システムを4-3-3から変えることをしない」「インテンシティーを上げられずに失点を許し、交代策も効果がない」「公の場ではいつも味気ない。公で自省をすることがない」といったジダン監督に関して批判できる部分を挙げ、FW久保建英ら「若手を軽んじている」もミスの一つに含まれることになった。

 同紙はプレシーズンマッチ初戦のバイエルン戦で活躍した久保、またFWロドリゴが、次のアーセナル戦で継続して使われなかったことに疑問を呈している。

「敗戦したバイエルン戦で、ロドリゴと久保は最も際立った存在だったにもかかわらず、監督から褒賞を与えられることはなく次の試合には出場しなかった。2選手がEU圏外枠の問題によってトップチームでプレーできないとしても、彼らの若さは野心を欠いた状態の現チームに活気を与えられるはずだ」

 レアルは今後、ドイツでのアウディカップに臨むことになるが、ジダン監督は久保やロドリゴの起用を考慮に入れているのだろうか。

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