beacon

昨季限りでローマ幹部退任、トッティが今後について「誰も知らない道を歩む」

このエントリーをはてなブックマークに追加

フランチェスコ・トッティ氏が今後について言及

 ローマのレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏が、イタリアメディア『スカイ・スポーツ』および『ラディオ・ラディオ』のインタビューに応じ、セリエAや自身の将来について語った。

 トッティ氏の古巣ローマは1日、セリエA第2節でラツィオとのローマダービーを迎える。1993年に16歳でセリエAデビューを飾って以降、キャリアを通してローマでプレーし、引退後も昨シーズンまで幹部としてクラブに貢献してきたが、今年はローマの1人のファンとしてダービーを迎える。トッティ氏は心境を語った。

「ラツィオは手強いクラブだ。とは言え、ローマの方が強いけどね。私のローマのファンへ対する愛情は強く、お互いの愛情はいつまでも心に残るだろう。私が観客席にいないときでも、私は常にファンのそばにいると思って欲しい」

 元ローマ幹部は続いて、今シーズンのセリエAの行方に言及。ユベントスの9連覇を予想した。

「ユーベは常に倒すべき目標のチームとなる。なぜならチームだけでなく、クラブも、すべてが強いからさ。だが今年はインテルとナポリの戦力が大幅に増した。近年とは違ったリーグ戦になると考えている。上位3位は決まっているとは思うが、何が起こるか分からない。ユーベは優勝すると思うが、より苦戦するはず。(上位3チーム以外は)4位の座を懸けて戦うことになる」

 最後にトッティ氏は自身の将来について、まもなく発表するつもりであることを明かした。

「もうすぐ私のプロジェクトを発表するつもりだ。(イタリア)代表が私に門戸を開いてくれたことは嬉しかった。(指揮官のロベルト)マンチーニや(イタリアサッカー連盟会長のガブリエレ)グラビーナとも話をし、みんなが私と一緒に仕事をすることを望んでくれた。だが私は熟考し、まだ誰も知らないこの道を歩んでいくことに決めた。サッカー界にはとどまるけどね」

●セリエA2019-20特集
●冨安健洋の試合はDAZNで!!“初月無料”ライブ配信中
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP