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ベンゲル語る、サラーがメッシに近づくために必要なことは?

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サラーがリオネル・メッシに近づくためには…

 アーセナルの伝説的な指揮官であるアーセン・ベンゲル氏が、リバプールエジプト代表FWモハメド・サラーの改善すべき点を語った。

 バーゼルやチェルシーに在籍し、ローマ時代に欧州トップクラスの選手として評価を高めたサラーは、2017年の夏にリバプール入り。ここまで同クラブで公式戦110試合に出場して74得点31アシストという成績を残しており、昨シーズンにはクラブの14年ぶり欧州制覇に貢献した。

 サラーを非常に高く評価しているベンゲル氏は、同選手がバルセロナFWリオネル・メッシと共通するプレースタイルであると主張。ただ、歴代最多タイとなる5度のバロンドールを獲得しているアルゼンチン代表FWに近づくためには、ゴール前での判断力を伸ばすべきであるとの見解を示した。

 ベンゲル氏は、『beIN Sports』で、「サラーはメッシに似ている選手だ。ただ、彼はメッシのような一貫性を身に付けなければならない」と口にし、以下のように続けた。

「サラーは素晴らしいフィニッシャーになっていると思う。だが、メッシは完璧な選手だ。メッシはラストパスの供給も素晴らしい。サラーは自分でフィニッシュすることに固執し過ぎるようなところがある。これから、彼はパスを供給すべきところ、自分でフィニッシュに持ち込むところの判断を良くしていければいいと思う。私はサラーのことがとても好きなんだ。彼には素晴らしいポテンシャルがある」

 一方でベンゲル監督は、リバプールFWロベルト・フィルミーノを称賛。ウインガーのサラーやFWサディオ・マネをセンターフォワードのブラジル代表FWが活かしていることを高く評価した。

「少し犠牲になっているのがフィルミーノだ。この男のことを忘れてはいけない。(以前のバルセロナで)メッシとネイマールのためにルイス・スアレスがやっていたことも同じだ。チームのために働くこと、それにより周りを輝かせている」

「このジグゾーパズルのピースを見つけることは非常に難しい。(フィルミーノは)惜しみなく働く献身的なストライカーなんだ」

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