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ハーツ指揮官が食野亮太郎の現状を評価…時間とともに「さらに多くを引き出せる」と期待大

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指揮官がFW食野亮太郎を評価

 ハーツのクレイグ・レベイン監督は、FW食野亮太郎のここまでの働きを称え、これからさらに良い選手へと成長するだろうと期待を寄せた。

 今夏にガンバ大阪からマンチェスター・シティに加入し、期限付きでスコティッシュ・プレミアシップのハーツに移籍した食野。ここまで全公式戦5試合に出場して1ゴール1アシストを記録し、U-22日本代表に招集された同選手の現状をレベイン監督は評価している。

「彼はとても攻撃的な気持ちを持っている選手だ。まだまだ時間は掛かるが、ここまでの彼の頑張りはとてもうれしい。彼はこれからますます良くなっていくと思う。シティに帰るのはまだまだ先の話で、これからさまざまなことが起きるだろう。それでも、私は常にポジティブな面を見ているし、彼はどんどん成長していくはずだ」

「これまでに日本での映像を何度も見てきたし、トレーニングでも彼を見ている。スコットランドの地に馴染み、我々のチームや対戦するチームのことをさらに理解すれば、彼からもっと多くのことを引き出せると感じている」

 6日間で3試合を戦った先週、食野にとってきつい1週間だったようで、レベイン監督は対戦相手により求められるものが変更されると話し、スコットランドのフットボールへの理解の大切さを説いた。

「リョウは我々の選手たちとは少しばかり異なる。先週は彼にとってタフな1週間だった。スコットランドの試合や激しいフットボールを理解している最中で、ハイブスやアバディーンは最も俊敏でアグレッシブな試合だった。このような試合では求められるものが変わってくる」

「特に先週末のセント・ミレンとの試合では、彼は少し疲れていたように見え、今まで見てきたようなタッチではなかった。我々は彼をフレッシュな状態に戻し、次の試合に向けて状態を整えられると願っている」

 現在、公式戦3試合連続で負けなしのハーツは、5日にホームでキルマーノックと対戦する。

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