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アーセナル、モウリーニョ招聘を検討か…すでに幹部が会食、代表ウィーク前に交代の可能性とも

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ジョゼ・モウリーニョ監督がアーセナルの指揮官に?

 調子の上がらないアーセナルだが、上層部は指揮官交代を考えているのかもしれない。イギリス『THE SUNDAY TIMES』が伝えた。

 ウナイ・エメリ監督体制2シーズン目を迎えたアーセナル。今夏には指揮官の求めるポジションほぼすべてを補強し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を最大の目標に定めて新たなシーズンをスタートさせた。

 しかし、ここまでプレミアリーグ11試合を終えて4勝5分2敗。順位こそ5位につけているが、すでに首位のリバプール(勝ち点31)とは14ポイント差をつけられており、さらに内容面での向上も見られず。また先日には主将MFグラニト・ジャカがサポーターと問題を抱えるなど、不穏な空気が漂っている。

 この状況に、上層部も満足していないようだ。『THE SUNDAY TIMES』のダンカン・キャッスル記者によると、アーセナル幹部はエメリ監督の手腕に疑念を抱いており、また英語で効果的にコミュニケーションをとれないことも危惧しているという。すでに指揮官交代の準備を進めており、11月のインターナショナル・ウィーク前にも変更する可能性があるようだ。よって「エメリ監督に残された試合は1~2試合程度しかない」と伝えている。

 そして代役候補筆頭は、ジョゼ・モウリーニョ氏であるようだ。アーセナル上層部は、絶対的な知識を持つ指導者を探しており、チームにアイデンティティをもたらして、迅速に結果を残し、言語の問題を抱えていない指揮官を探しているという。

 またキャッスル氏は、アーセナルのフットボール部門での代表を務めるラウール・サンジェイ氏がすでにモウリーニョ氏と会食しており、56歳のポルトガル人指揮官はチームの計画に感銘を受けたと伝えている。

 モウリーニョ氏はこれまでポルトやチェルシー、インテル、レアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッドと世界各国のビッグクラブを率い、行く先々でタイトルを獲得。CLを2度制覇しており、プレミアリーグ3度優勝、リーガ・エスパニョーラ優勝1回、インテルではイタリア史上初の3冠(セリエA、コッパ・イタリア、CL)を達成した名将である。

 昨季ユナイテッド指揮官を解任されて以降フリーの状況が続き、現在は『スカイ・スポーツ』で解説も務めているモウリーニョ氏。以前の報道では、タイトルを狙えるクラブでの指揮を熱望しているとも報じられていたが、それがノース・ロンドンの名門になるのだろうか。今後数週間の動向に注目だ。

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