マルセイユのアンドレ・ビラス・ボアス監督が、FWリオネル・メッシとFWクリスティアーノ・ロナウドについて語った。

　バルセロナやリーガ・エスパニョーラ史上最多得点記録保持者のメッシと、レアル・マドリーやUEFAチャンピオンズリーグ史上最多得点記録保持者のC・ロナウド。数々の栄光に輝いてきた両者は、それぞれバロンドールも最多タイとなる5度ずつ受賞。10年以上、最大のスターとしてフットボール界をけん引してきた。

　今年もバロンドール候補者にノミネートされている両者について、ビラス・ボアス監督がコメント。世界中で議論される“メッシ&ロナウド問題”については、「私はクリスティアーノを選ぶ。彼がポルトガル人だからね。でもどちらも並外れた選手であり、選ぶのは難しいよ」と語り、同胞の34歳FWを好んでいるものの、優劣はつけられないと語った。

　そして、同じ世代に2人のスーパースターを見られることに感謝している。

「同じ世代にこのような2人を見られるなんて、本当に信じられないことだね。彼らは地球外生命体なんだ」

　フットボール史に間違いなく名を刻むメッシとC・ロナウド。それぞれ32歳、34歳とベテランの域に達してきたが、未だ衰える気配はない。ビラス・ボアス監督が語るように、2人のスター選手が最高レベルでプレーする姿を目撃できることに感謝する必要があるのかもしれない。

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