7日のリーガ・エスパニョーラ第16節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのエスパニョール戦を2-0で制した。ジネディーヌ・ジダン監督は試合後、チームのパフォーマンスが完璧ではなかったとしながらも、勝ち点3を獲得したことへの満足感を表している。

　5バックを敷いたエスパニョールの堅守に苦戦しながらも、DFラファエル・バラン、FWカリム・ベンゼマのゴールによって2-0で勝利し、リーガ4連勝を果たしたレアル。ジダン監督は試合後会見で、次のように語っている。

「今日の相手は素晴らしいチームであることを示していたし、順位表の下にいるべきではないことを証明した。私たちは後半を主としてプレーの流動性を欠き、攻守がすぐに入れ替わる不都合な展開に身を投じてしまった。それでも良い結果を手にしたことが重要だね」

「各試合が一つの物語であり、良い調子を維持できていることに満足しなければならない。確かに、私たちはもっと良いプレーも見せられるはずだが、それでも真剣に試合を戦っていた。最初の1分から最後まで、相手に敬意を持っていたよ。勝利し続けるため、もっと多くの要素を取り込んでいかなくてはね」

　ジダン監督はその一方で、今季に入って出場機会を減らしている34歳MFルカ・モドリッチについても言及。モドリッチを起用する機会が減少している理由が、衰えのためではないことを強調した。

「彼は多くの試合をこなすことができる。フィジカル的にはとても良い状態だからね。しかし、このチームは多くの選手を擁しており、私はローテーションも行わなければならない。ルカに休みを与えるために、そうしているわけではないがね」

「彼はときに、プレーしない試合があることを理解しているよ」

　またモドリッチの代わりに出場機会を増やしているMFフェデリコ・バルベルデについては、次のように述べている。

「フェデはここで長い間プレーすることになるはずだ。そうできることを示しているのは、彼自身にほかならない。彼は大切な選手だ。まだ若いがボールを使ったプレー、ボールを使わないプレーのどちらでも苦労することがない」

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