beacon

“電撃復帰を画策”は誤報?スペイン紙「バルサはイニエスタを必要としていない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

バルセロナへの電撃復帰が報じられたアンドレス・イニエスタ

 バルセロナヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(35)の復帰を考えていなかったようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

 バルセロナ下部組織育ちのイニエスタは、2002年のトップデビュー以降、同クラブ一筋でプレー。2018年5月に22年間過ごしたバルセロナに別れを告げ、神戸に加入し、昨季はJリーグベストイレブンに選出されるだけでなく、チームの天皇杯制覇に大きく貢献した。

 そんなイニエスタに対して、古巣バルセロナが今冬の移籍市場での復帰を打診したとスペインメディアが報道。イニエスタは神戸との契約があと2年残っており、シーズン終了までのレンタル移籍で獲得を狙っていたという。

 しかし、同紙は「バルセロナはイニエスタの復帰を考えていなかった」と報道。イニエスタへのコンタクトはたしかに存在したものの、今冬の補強リストには載っていなかったという。

 その理由は、ストライカー獲得が最優先だったからだ。現在、バルセロナはウルグアイ代表FWルイス・スアレスが右膝の半月板損傷により長期離脱。さらに、復帰間近とみられていたフランス代表FWウスマン・デンベレも右足大腿二頭筋の腱を断裂し、今季中の復帰は絶望的な状況だ。

 もし、ストライカーの加入がなかった場合、次の優先事項はセンターバックだという。中盤もこなすDFジャン・クレール・トディボ(20)がシャルケに期限付き移籍し、今夏での退団が噂されているフランス代表DFサムエル・ウムティティに代わる選手を求めているようだ。

 また、中盤にはスペイン代表DFセルジ・ロベルトも含めて6人いるため、「イニエスタは年齢などに関係なく、バルセロナが必要としている選手ではない」と同紙は結論付けている。さらに、今回の“誤報”は「バルセロナの敵は内なるところ、近くにいるのかもしれない」と指摘している。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2020シーズンJリーグ特集ページ
●リーガ・エスパニョーラ2019-20特集
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP