beacon

マンUの新加入FW、初ゴールを亡き姉に捧げる「彼女はいつも願っていた」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ゴールパフォーマンスで亡き姉がプリントされたTシャツを披露

 今冬マンチェスター・ユナイテッドにレンタル加入した元ナイジェリア代表FWオディオン・イガロ(30)が移籍後初ゴールを“ある人”に捧げた。英『ミラー』が伝えている。

 27日、ユナイテッドはヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦第2戦でクラブ・ブルージュ(ベルギー)と対戦し、5-0で完勝。2戦合計6-1で決勝トーナメント2回戦進出を決めた。

 今冬の移籍市場で上海緑地からレンタル加入し、移籍後初先発を果たしたイガロは、前半34分にPA右からMFフアン・マタが折り返したボールを右足で合わせ、ユナイテッドでの初ゴールを記録。ゴールパフォーマンスでユニフォームをめくり、ある人がプリントされたTシャツを披露した。

 その写真の人物は、イガロの姉であるメアリーさんだ。カナダに住んでいたメアリーさんは、2019年12月12日に子どもたちを学校に通わせる途中で亡くなった。

 同紙によると、イガロは「僕の姉は熱心なユナイテッドファンだった。僕たちはみんな、マンチェスター・ユナイテッドの試合を観ながら育ったんだ。全員で応援していた。メアリーの旦那はチェルシーを応援していて、子どもたちはマンチェスター・シティとリバプールを応援していた。だけど、姉はユナイテッドに忠誠を誓っていたんだ」と明かした。

「彼女はいつも、僕がユナイテッドと契約できることを祈っていた。僕がワトフォードでプレーしている姿を見るために来たときですら、僕がいつかユナイテッドでプレーすることを望んでいたんだ」

 亡き姉の願いを叶え、本拠地オールド・トラッフォードで記録した初ゴールを捧げたイガロ。このTシャツと同じ写真をツイッター(@ghalojude)のアイコンにしており、姉想いな弟だったようだ。

●ヨーロッパリーグ(EL)19-20特集
●プレミアリーグ2019-20特集
●日本人選手の活躍をチェック!!“初月無料”DAZN独占配信

TOP