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もうビッグクラブでは厳しい?マテウスがゲッツェに言及「ステップダウンする必要がある」

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ドルトムントMFマリオ・ゲッツェ

 元ドイツ代表ローター・マテウス氏は、後輩マリオ・ゲッツェへキャリアについてアドバイスを送った。

 17歳でドルトムントのトップチームデビューを果たし、世界中から注目を集めたゲッツェ。スターダムを駆け上がり、2014年ワールドカップでは決勝戦で劇的なゴールを挙げ、ドイツ代表にトロフィーをもたらした。これまでブンデスリーガでも5回の優勝を経験するなど、数々のタイトルを獲得している。

 しかし、2016年にドルトムントに復帰して以降はスタメン確保に苦しみ、リーグ戦98試合で14ゴールに留まっている。今季は完全にレギュラーの座を失い、公式戦の先発は7試合のみ。今夏に契約満了となるが、フリーでの退団が濃厚となっている。

 そんな27歳MFについて、ドイツ代表やバイエルン・ミュンヘンのレジェンドであるマテウス氏が『Sky』で言及。「トップクラブでプレーする姿はもう見られない」とし、クラブのレベルや年俸を下げる必要があると語っている。

「マリオはこれまで多くのことを成し遂げ、(2014年には)ワールドカップをもたらした。ドルトムントでもバイエルンでも、素晴らしい時を過ごした。だが、考えなければならない。ゲッツェのようなタイプはどこに需要があるのか、とね」

「彼はステップダウンする必要があるんだ。クラブのレベルだけでなく、給料面でもね」

 なおゲッツェ本人は以前に『The Athletic』のインタビューで、ワールドカップの決勝ゴールがある種の“トラウマ”になってしまったと明かしている。

「引退する時、一番最初に思い浮かぶ大切な思い出は多分あれだろうね。(決勝戦のゴールより)素晴らしいものはない。でも、僕のキャリアにとっては恐らく最高のものとはならなかった。強い感情的な反応は、過剰な期待を生んでしまった」
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