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リバプールの優勝もなし?元マンUのファーディナンド氏が持論を展開

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リオ・ファーディナンド氏が持論

 マンチェスター・ユナイテッドOBで元イングランド代表DFのリオ・ファーディナンド氏が、2019-20シーズンのプレミアリーグ中止を主張している。英『メトロ』が報じた。

 新型コロナウイルスの影響でイングランドではプレミアリーグなどの国内戦が今月13日から中断。当初は4月4日までとされていたが、その後に同30日までの延期となった。しかし、英『テレグラフ』がプレミアリーグは6月の再開を検討していると報じるなど、今シーズンの全日程が消化できるか不透明となっている。

 現在、プレミアリーグはリバプールが首位を独走。消化試合数が1つ多いものの、2位マンチェスター・シティとは勝ち点25差をつけている。このため、ファーディナンド氏の元同僚であるFWウェイン・ルーニーも「リバプールが優勝するだろう。こんな形でタイトルが獲得できないなんて考えられない」と、古巣であるユナイテッドとエバートンのライバルクラブの優勝を支持している。

 しかし、ファーディナンド氏の意見は違う。自身のインスタグラムで「プレミアリーグは無効にするべきだ。多くのリバプールファンから『そんなこと言うのは、キミがマンチェスター・ユナイテッドでプレーしていたからだろ?』と言われるのはわかっている。だけど、健康を損なわないやり方があるとは思えない」と言及。リバプールの優勝ではなく、プレミアリーグそのものを中止扱いにすべきと持論を展開した。

「選手は社会の一部じゃないと言うのか?これは生死の問題だ。社会における影響は非常に大きい。そういう点でサッカーはそれほど重要なものではない。たしかに僕たちはサッカーが好きだが、生死をかけているわけじゃない。何よりも人々の健康を優先するべきだ。それが解決できれば、新シーズンを始めることもできるだろう」

 まだまだ終息の見通しが立たない新型コロナウイルス。イングランドだけでなく、欧州の各国は今シーズンのリーグ戦をどういった形で終わらせるのだろうか。

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