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「楽しめてない」「パスももらえてない」グリエーズマンのバルサでの現状に恩師が嘆き

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バルセロナFWアントワーヌ・グリーズマン

 フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンを発掘したエリック・オラッツ氏が、バルセロナでの現状を悲しんでいる。

 昨夏アトレティコ・マドリーからバルセロナへ移籍したグリーズマン。移籍の前年にはアトレティコと契約を延長して残留を宣言していたこと、さらに個人的な合意がクラブ間よりも前だったことなどが報じられ、大きな物議を醸すこととなった。

 そんな中でも、グリーズマンは新天地で公式戦37試合に出場。加入直後は連携面での課題を指摘されていたが、ここまで14ゴールとまずまずの活躍を見せている。

 しかし、フランス代表FWの才能を見出したオラッツ氏は、現状に不満のようだ。若かりしグリーズマンをスカウトし、13歳の時にレアル・ソシエダへと連れてきた同氏は『Mundo Deportivo』で以下のように語った。

「彼がアトレティコを去った時、論争が起きて悲しくなったよ。私にも大きな影響を与えた。バルセロナと契約したいという彼の動機は理解できる。バルサはバルサだからね」

「他の選手や友人は、彼のプレーはバルサのスタイル、ティキタカにうまく適応できると言っていた。だが、私は彼のパフォーマンスが好きではない。問題があるのはわかるだろう。彼が楽しんでいないということだ」

 また同氏は、「私が傷ついているのは、彼がもっとできるとわかっているからだ。もっとできるのに、何も言わない。何も言わずにやろうとしているんだ。他の選手からあまりパスをもらっていないようだね。ボスからも」と、バルセロナの環境に苦言を呈した。

 そして「彼自身、ここのボスではないと理解している。だが、その態度と才能をもってすれば、もう少し考慮されるに値するはずだ。(※インタビュー時点では)28歳で、ワールドクラスの選手なんだ」と、グリーズマンを生かす戦いをすべきとも付け加えている。

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