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チェルシーの英雄ドログバ、母国の会長選挙で屈辱“ゼロ票”

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チェルシー時代のディディエ・ドログバ

 現役時代にチェルシーなどで活躍した元コートジボワール代表FWのディディエ・ドログバ氏が、母国のサッカー協会会長選挙でゼロ票という屈辱を味わったようだ。イギリス『ザ・サン』が報じている。

 ドログバ氏は現役時代にチェルシーで9年間プレーし、通算381試合の出場で164ゴールを記録。UEFAチャンピオンズリーグ制覇や4度のプレミアリーグ優勝など多くのタイトル獲得に貢献した。また、コートジボワール代表では国際Aマッチ通算105試合に出場し、65ゴールを記録。2018年にアメリカのフェニックス・ライジングで現役を退いていた。

 同紙によると、テレビ会議で行われた同国サッカー協会の会長選挙で、元選手の14人中11人がリーグ幹部のソリー・ディアベート氏に投票し、3人が棄権。ドログバ氏はイドリス・ディアロ現副会長とともにゼロ票だっという。同紙は「この衝撃の結果は西アフリカの国で大きな議論となるだろう」と伝えている。

 ただし、ドログバ氏の会長就任が完全に消滅したわけではない。同国サッカー協会の会長は2回の投票によって決められ、まだプロサッカー選手協会、指導者、審判、理学療法士による投票を残しているようだ。

 現役時代から母国のために積極的な慈善活動を行ってきたことでも知られるドログバ氏。コートジボワールの英雄は逆転で会長の座をつかみ取ることができるだろうか。

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