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セリエA打ち切りの可能性も残る中…イタリアサッカー連盟は今季期限を8月末まで再延長へ

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 イタリアサッカー連盟(FIGC)は、今シーズンの終了期限を8月31日までに延長することを視野に入れているようだ。イタリアメディア『スカイスポーツ』が30日に報じている。

 新型コロナウイルスの感染拡大により、これまでに20万人以上が感染し、2万7000人を超える死者が出ているイタリア。しかし新規感染者が減少傾向にあることから、ジュゼッペ・コンテ首相は26日、5月4日から個人競技の練習再開を認める方針を示した。しかし団体競技であるサッカーは、その2週間後にあたる18日まで練習再開が見送られた上、レーガ・セリエA側が要請していたリーグ再開の日程も示されず、先行きが不透明となっていた。

 FIGCは先日、セリエAの終了期限を6月30日から8月2日に延長。6月14日がシーズン再開のタイムリミットとし、その4週間前からコンディション調整期間を設ける必要があるとの見解を示しており、練習再開が以降にずれ込んだ場合、期限までに日程を消化できない可能性が生じていた。

 そんな中、FIGCは2019-20シーズンの更なる延長を検討。8日に行われる会議において、終了期限を8月31日までに延長する見込みとなった。

 イタリアのスポーツ相ヴィンチェンツォ・スパダフォーラ大臣は、『Rai』のインタビューにおいてセリエAの今後について言及。活動再開のためのガイドラインについて合意が得られれば、予定通り18日に練習再開を認めることを示唆した一方、合意が実現しなければ、政府がシーズン打ち切りを命じる可能性があることを明かした。

 これに対してレーガ・セリエAのパオロ・ダル・ピーノ会長は、「衛生上のルールやガイドラインを守り、プレーすることができるのならばよい。さもなければ、政府の決定に従う」と政府の決断を受け入れる姿勢を示している。

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