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自らもコロナ感染のフィオレンティーナ医師「恐ろしい日々だった」感染者の状態報告も

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 練習再開前の検査で新たに選手3名とテクニカルスタッフ3名の新型コロナウイルス感染が確認されたフィオレンティーナのチームドクターが10日、イタリア国営放送『Rai』のトスカーナ地方向けニュースで語った。

 フィオレンティーナでは、3月にDFヘルマン・ペッゼーラ、FWパトリック・クトローネ、FWドゥシャン・ブラホビッチら選手3名が新型コロナウイルスに感染。さらにチームドクターのルカ・ペングエ医師やトレーナーのステファノ・ダイネッリ、このほかチーム関係者や家族など7名の陽性も確認された。インタビューに応じたペングエ医師は当時を振り返り、「非常に困難な時間を過ごしたことは言うまでもない。恐ろしい日々だった。私自身や家族にとっても、非常につらい時間だった。しかし今はほぼ全快し、残ったのは酷い記憶だけだ」と明かした。

 今月に入り、練習再開に向けた事前の検査が行われると、フィオレンティーナでは新たに選手3名およびスタッフ3名の感染が発覚した。フィオレンティーナのドクターは、感染者の状況について報告した。

「全員が無症状で状態はまあまあ良好である。このうちの数名はテストでも非常に軽微な反応だった。しかしみんなの安全が最優先であり、連盟のガイドラインと予防措置を文字通り実行している」

 一方、コロナからすでに回復したクトローネも、クラブ公式メディアのインタビューに応じ、近況を報告。「かなりしんどい時期はあったが、今は元気だ。回復してからは、コンディションを保つために、毎日、トレーニングに取り組んでいる」と語った。

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