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シーズン再開が迫る中…動画流出でオーストリアリーグ首位クラブの違反行為が発覚

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LASKリンツの違反行為が発覚

 オーストリア・ブンデスリーガの首位につけるLASKリンツの最近撮影されたと見られるチーム練習の動画が流出し、同国で大きな波紋を呼んでいる。

 各国のリーグと同様、新型コロナウイルスの影響で中断となっているオーストリア・ブンデスリーガだが、同国のサッカー連盟(OFB)は先日、6月2日のリーグ戦再開を決定するなど再スタートに動き出していた。しかし、徐々に制限も解除されようとしていた中、現在リーグ首位のLASKが規制に違反していたことが明らかになった。

 何者かにより撮影された複数の動画ではLASKは選手間のフィジカルコンタクトを回避しない通常のチームトレーニングを行っていたことが発覚。OFBが先月16日に発表していた決議では、各クラブは今月15日までチームトレーニングは許されておらず、練習は少人数のグループで行うことを義務付けられていた。

 またそれを受け、同リーグに所属する他の11クラブはLASKの行為を「ブンデスリーガ及び各クラブのサッカー関係者の健康を確保するための努力を台無しにするような重大な違反」と抗議。OFBの懲戒委員会も調査を開始したことを発表し、この先処分が科される可能性が高いと見られているようだ。
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