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クロップが選ぶブンデス最高ゴールは?「カーンが5分にもわたって弄ばれたようだった」

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ユルゲン・クロップ監督が選ぶブンデス最高ゴールは?

 リバプールユルゲン・クロップ監督は、ジェイ・ジェイ・オコチャ氏のゴールがブンデスリーガ史上最高のゴールであると語った。

 1992-93シーズン、当時フランクフルトでプレーしていたオコチャ氏は、カールスエール戦でPA内でボールを受けると、のちにドイツ代表守護神に登り詰めるオリバー・カーン氏とDF3選手をドリブルで翻弄し、ネットを揺らした。この得点は多くのフットボール誌の中でその年の最優秀ゴールに選ばれるなど高く評価された。

 当時マインツに所属していたクロップ監督は、イギリス『ガーディアン』で「オコチャはドイツフットボールの歴史の中で最もスペクタクルなゴールを挙げた。ネットを揺らすまで、カーンと彼のDFたちを5分にもわたって弄んでいるようだった」と衝撃を受けた様子を振り返り、アフリカ出身選手を高く評価した。

「何人かの世界最高の選手はアフリカ出身だ。ジョージ・ウェア、ディディエ・ドログバ、ヤヤ・トゥレ。あの世代には何人もの最高の選手たちがいた。だから、なぜ彼らとサインすべきではないんだ?彼らは最高だ」

 現在、リバプールにはサディオ・マネ、モハメド・サラー、ナビ・ケイタら複数のアフリカ人選手が在籍する。昨季のチャンピオンズリーグ制覇や今季の躍動に欠かせない選手たちが持つ高いモチベーションについて同指揮官は語った。

「ヨーロッパではほとんど見られないが、アフリカの選手たちのバックグランドには特別なストーリーがある。それにより彼らのモチベーションは相当高い。マネは家を追われ、モー・サラーは毎日4時間半をかけてトレーニングに行っていた。アフリカにはあり、イギリスでは考えられないストーリーだ。モーに関する記事を読んだが、彼のアラビックワールドでの影響力は信じられないものだ!」

 リバプール指揮官は続けて「私は多くのアフリカ人選手を抱えることを気に入っている。ただし、アフリカ・ネーションズカップ前までだ。その時期が来ると“オーマイゴッド!”だ」と話し、シーズン途中に開催されていたアフリカ大陸での大会が「契約前に常に頭をよぎった」と認めていた。

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