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「クロップはFA杯を台無しにした」U23リバプールに敗れた3部クラブCEOの怒りは収まらず

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ユルゲン・クロップ監督

 シュルーズベリー・タウン(リーグ1:英3部)のブライアン・カルドウェルCEOは、リバプールユルゲン・クロップ監督がFAカップを台無しにしたと苦言を呈した。

 今年1月、FAカップ4回戦でシュルーズベリーはリバプールと対戦。プレミアリーグを独走する強豪相手に2点のビハインドから同点に追いつく善戦を演じ、再試合が行われることに。しかし、プレミアリーグのブレイクと重なったため、クロップ監督は試合直後にファーストチームを次戦に起用しないことを明言。そして2月の再試合にはユースチームが登場し、1-0でシュルーズベリーを下した。

この一戦から4カ月が経つ中、シュルーズベリーのカルドウェルCEOは「1月の私たちがリバプール相手に2-2と信じられないカムバックを演じたFAカップ4回戦はこれからも思い出されるだろう」と話し始め、再試合でのクロップ監督の決断への不満を続けた。

「そして次の試合、リバプールの監督ユルゲン・クロップは、彼とファーストチームの全員をアンフィールドのリマッチに起用しないと公言し、我々のクラブにとって最高の瞬間になるべき時間を台無しにした。財政面だけではなく、選手たちやファンにとっての最高の功績や特別な機会が台無しにされた」

「LFCが再試合で“最も強いチームをフィールドに送る”というFAカップのルールに違反したと確信している。さらに、世界とヨーロッパ、そしてプレミアリーグ王者とのFAカップ4回戦の再試合で予想された額の放映権料を手にできないなどのドミノ効果もあった」

「2月に、私たちはFAに彼らの規則違反に関して苦情を出したが、残念でまったく予期していなかったことに、我々の訴えは(4カ月経った)先週に退けられた。私たちの選手やファン、そしてFAカップのルールを順守し、最も強いリバプールとの対戦から期待された財政面の利益にとって、まったくもって残念な結果に終わった」

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