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終盤の決勝弾はVARで取消しも…エイバル、乾が再開後初先発で価値あるドロー

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エイバルMF乾貴士

[6.20 リーガ・エスパニョーラ第30節 ヘタフェ1-1エイバル]

 リーガ・エスパニョーラは20日、第30節を各地で行い、MF乾貴士所属のエイバルヘタフェと1-1で引き分けた。ホセ・ルイス・メンディリバル監督がベンチ入り停止となっている中、欧州カップ戦出場権を狙う上位の相手から敵地で勝ち点1を獲得。乾は再開後初の先発出場を果たし、価値あるドローに大きく貢献した。

 両者ともに決定的なチャンスの少ない中、試合が動いたのは前半30分。ヘタフェは左サイドに開いたMFマルク・ククレジャからのクロスはファーに流れたが、FWアンヘル・ロドリゲスが無理な体勢からボレーで折り返すと、ゴール前に駆け上がっていたMFオゲネカロ・エテボがダイレクトでのボレーシュートを叩き込んだ。

 それでもヘタフェのファウルなどで中断が相次いだ前半アディショナルタイム6分、エイバルは相手を引きつけたDFホセ・アンヘルが最終ライン裏へのハイボールを供給すると、FWセルジ・エンリヒが折り返したボールをFWシャルレスがプッシュ。パワープレーのような攻撃で追いつき、前半を1-1で終えた。

 エイバルは後半35分、ロングボールを使った力強い攻撃から途中出場のFWキケ・ガルシアやMFパパクリ・ディオプがゴールを狙い、圧力をかける。すると41分、ディおぷの浮き球パスがゴール前に入り、後方から攻め上がってきたDFペドロ・ビガスがフリック気味のヘディングシュート。これがゴールネットを揺らしたが、VARの介入でオフサイドとされた。それでも試合はこのまま終わり、エイバルは貴重な勝ち点1を得た。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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