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怒りのモウリーニョが解説陣に反論!「ドログバやロナウド、ズラタンがいた。ケインも問題ない」

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ジョゼ・モウリーニョ監督が解説陣に反論

 トッテナムジョゼ・モウリーニョ監督は、ポール・マーソン氏のストライカーに関する指摘に反論した。

 現役時代にアーセナルで活躍したご意見番のマーソン氏は、イギリス『スカイ・スポーツ』で、モウリーニョ体制でなかなか活躍できていないFWハリー・ケインのマンチェスター・ユナイテッド戦(△1-1)での出来について「彼はシーズン終了後に去就を真剣に考えることになると思う。ジョゼのプレースタイルで彼が来季に25点や30点を奪えるようには見えない」と言及した。

 これを受け、これまでもチェルシーやインテル、レアル・マドリーで功績を残してきたモウリーニョ監督は、23日のウエスト・ハム戦を前にしたプレスカンファレンスで「私は何人かの解説者の発言を不思議に感じている。特にポールの私に対するものだ。もちろん、彼のような多くの人の意見をリスペクトしている。このような意見に対して悪い回答ではなく、良い回答をしようと思う」と話し、反論を続けた。

「まず初めに、ハリーにとってこの6か月間で最初の試合だった。あの試合のプレーを分析するなら、ハリーとアントニー・マルシャルを比べてみればいい。あの試合では、2人のストライカーに多くのチャンスがあったのか、我々の守備陣は評価に値したのか、ユナイテッドの守備陣は評価に値したのか?分析するのなら、偏りのないアプローチが必要だ」

「それに、ハリーのスタッツを見てみればいい。ケガをするまで、彼は何試合でプレーして、何ゴールを挙げたか、データを見ればすぐにわかる。私は数人のストライカーと戦い、彼らは悪くなかった。(ディディエ)ドログバは4シーズンで186ゴールを挙げて、1シーズン当たり平均で46ゴールだ(この発言は誤りで、正しくは186試合で73ゴールを記録)」

 さらに、怒りの収まらないモウリーニョ監督は、過去に自身の下でプレーしたストライカーとそのスタッツを列挙した。

「他にも、今はユベントスでプレーする選手(クリスティアーノ・ロナウド)もいる。彼は3シーズンで186ゴールを挙げた。シーズン平均56ゴールだ。カリム・ベンゼマだっていた。常に先発ではなかったが、3シーズンで78ゴールを挙げ、平均は29点だ」

「(ディエゴ)ミリートは、1シーズンで30ゴールを挙げ、3つのタイトルを手にした。1シーズン半をともに戦い、半年は重傷を負った選手もいた。背の高い男、ズラタン(イブラヒモビッチ)だ。彼は58ゴールを挙げ、シーズン平均29ゴールだ」

「親愛なるポールをとてもリスペクトしている。しかし、ハリー・ケインは私のチームで問題は何もない。彼のコンディションが整い、プレーに慣れればなおさらだ。これは私がとてもリスペクトする人たちへの私からのメッセージだ」

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